【買い物と子供の常識】
野菜はやおやさん、魚はさかなやさん、お菓子はお菓子屋さん、服は服屋さん、傘は傘屋さん、鍋は金物屋さん。
昭和。
くすりやさん(ドラッグストア)、日用品やさん(ホームセンター)にお菓子や野菜を売っていてもおかしくない時代。
平成。
それどころか、外で買い物をしない時代が来ている。アマゾン、楽天などオンライン配送で済む。
令和。
野菜はどこで買う?の問題にドラッグストアと答えてしまってマイナス10点。
子供に「それはさすがにないでしょ~😂」
と言って笑ったが、ちょっとまて、
あり得る。
ドラッグもり、とか売ってそう😂
しかもドラッグイレブンローソン+という合体店が近隣にある!
オンラインでは同じ販売元で沢山の分野の商品が売られており
もう子供の常識を変えつつある。
オンラインでは、商品の箱だけ、ショップの袋だけ売っていることもある。
オンラインショッピングで
売っているのは箱だけなのに、あたかも中身が入っているかのような説明文と写真に騙される。
という詐欺が数年前あったのを思い出した。
文の最後に
箱を2つ買ったら
と書いてあれば
箱の代金40円しか払わない。
ふぅ。
この子はオンラインショッピングの箱だけ詐欺に騙されない人生を歩めるはずだったのに、、。
算数の問題
「1箱20円の箱に72円のお菓子が5個入っています。2箱買うといくらでしょう。」
お菓子が5個入っている(ディスプレイ)
ディスプレイの概念、
正しく育てたい。
箱を2つ買うなら40円。
お菓子が5個入った箱を2箱買ったら。と書くべきです。
以前算数のテストで実際には有り得ないへんてこなバス停の時刻表の絵が書かれていた。問題にも疑問をもったが、有り得ない設定で、バスに乗ったことがない子供にとってはバス停の常識を間違えて認識することになる。
現代のお菓子屋さん、
単品でお菓子を買う場合は箱代が別にかかることがある。
しかし、はじめから【何個入り】と表示されている場合は箱代は込みである。
箱は20円です。とはじめから説明される場合は、箱を何個買うかよりも、それにいくらのお菓子を何個入れるかが重要であるし、それに何を入れるかは買う人の自由である。
という、常識があることを知らない子供たち。
だったら正しく教育するためにはどんな問題を作ったらいいのか。
算数の問題なんだから、有り得ない設定は昔からあるだろう?
では、すまない。
何故なら時代は激しく変化をしているから。
社会も算数も理科も国語も
子供の正しい成長を阻害しない
協力関係が必要である。
社会のことは、社会の教科だけに任せればいい。
は、危険である。
子供の価値観や知識は
どんなところからでも出来ていきます。
親は、時代の流れに乗りオンラインの買い物を子供と楽しむのか、昔ながらの商店街に子供を連れ出して買い物を楽しむのか?
二極化する社会をどう教育していくのか?
大変ですよ。
甘く見ない方がいい。